話題の『Claude Code』で1人アフィ会社を回すならこうする

Claude Code の新機能に触れて1ヶ月、"副業アフィで1番強い設計" がようやく見えてきました。今回はそれを、実装レベルまで下ろして共有します。
先に自己紹介からします。
アフィリエイト × AI で3年ほど発信と実装を続けています。派手な実績はないですが、1人で回せる副業の仕組みを、月次で改善しながら地道に積んできました。
率直に書きます。
Claude Code は、"個人が1人で会社を持てる" 最初のAIツールです。
この意味を、稼ぐ視点で正確に把握している人がまだ少ないと感じています。ただの高性能なチャットボットとして触っている人が大半で、"会社を経営する道具" として使えることに気づいている人が少ない。今回はその使い方を、実プロンプトつきで共有します。
■ Claude Code の3つの強み
まず武器を正確に把握します。Claude Code のどこがアフィで刺さるのか、3点だけです。
▼ 1. 24時間、バックグラウンドで動ける
Claude Code は "24時間ずっと自律で動く" 設計が可能です。あなたが寝ている間も、朝の通勤中も、本業をしている昼間も、指示された業務を淡々と回してくれる。従来のチャット型AI との1番大きな違いはここです。
副業アフィの1番の敵は "時間の壁" ですが、この壁を Claude Code は構造で崩してくれます。
▼ 2. 並列で複数タスクを分担できる
Claude Code は "1つの環境の中に、複数のエージェントを配置" できます。リサーチ担当、ライター担当、LP担当、分析担当。それぞれ違う視点で、違うタスクを並列で回せる。会社でいう "部門化" が、コード1つで組める状態です。
これができるようになったことで、1人副業アフィが "組織を持てる時代" に入りました。
▼ 3. ファイルベースで会社の情報を蓄積できる
Claude Code は、プロジェクト内のすべてのファイルを "会社の資産" として扱えます。過去の投稿、過去のLP、過去の売れた記事、ブランドガイドライン、これらをファイルに置いておくだけで、各エージェントがそれを参照して仕事をしてくれる。会社を "積み上げる" ことができる、初めてのAIツールです。
この3つを、アフィの言葉に翻訳するとこうです。
1つ目の24時間自律は「あなたが本業をしている間もアフィが回る」に効く。
2つ目の並列部門化は「1人で組織を持てる」に効く。
3つ目のファイルベースは「学習と実績が資産として積み上がる」に効く。
つまり Claude Code は、アフィで "自分の分身どころか、自分の会社ごと持てる" 最初のツール、ということです。
■ 大原則:Claude Code に "会社の部門長" を任命する
具体論に入る前に、1番大事な発想を渡します。ここを外すと、Claude Code を使ってもアフィで抜けません。
多くの人は Claude Code に "1つずつタスクを投げる" 使い方をしています。「LPを書いて」「X投稿を作って」「レビュー記事を書いて」。これは Chat 型AI の使い方の延長で、Claude Code の本領を全然使えていません。
僕がおすすめしたいのは、真逆の使い方です。
Claude Code に "5部門の部門長" を任命して、それぞれに継続業務を任せる。あなたは CEO として、方針決定と週次の振り返りだけを担当する。
つまり、あなたは "作業者" から降りて "経営者" になる。
これが Claude Code を使う本当の狙いです。
なぜ "会社化" がそこまで大事なのか。
理由は副業アフィという仕事の本質にあります。
副業アフィで月30万レンジから伸ばしていこうとすると、"1人の実行者" のままだと必ず時間の壁にぶつかります。記事1本、投稿1本、LP1枚、これらを全部自分で書き続けるには、物理的な限界がある。副業として頭打ちになる人の多くは、この時間の壁で足を止めています。
会社化すれば、この壁を構造で越えられます。5部門が並列で動けば、1人で作業していた頃と比べて、コンテンツ生産量が数倍になる。しかも品質を落とさずに、です。
これが Claude Code で副業アフィを組む本当の意味です。
■ 5部門の役割マップ
アフィ会社の5部門は、こう組みます。
▼ 部門1:リサーチ部門
毎朝、ASPの新規案件、競合の伸びた投稿、業界のトレンドを自動でスキャンする役です。「今日狙うべきテーマ3つ」と「今週の要注目案件2つ」を、朝7時にSlackに投げる、みたいな動きになります。
▼ 部門2:集客部門
X投稿を1日3本、SEO記事を週3本、それぞれ量産する役です。リサーチ部門から供給されるテーマを元に、あなたの文体でコンテンツを作ります。
▼ 部門3:LP・教育部門
案件のLPを1本、購入前教育用のnoteを月2本、LINEステップ配信を7日分、それぞれ設計する役です。訴求と教育を担当します。
▼ 部門4:最適化部門
前日の投稿の数字、記事のPV、案件の発生報酬をすべて集計して、「伸びた投稿の共通点」と「伸びなかった投稿の問題点」を分析する役です。翌日の戦略に反映するインテリジェンスを担当します。
▼ 部門5:サポート部門
購入者からのDM対応、FAQの更新、リピーター向けの追加案件案内。会社の "定着率" を担当する役です。
この5部門を、Claude Code の中でそれぞれ別のエージェントとして設定しておく、これが土台です。
■ 部門長エージェントの設計プロンプト(集客部門の実例)
「エージェントを設定するって、具体的にどうやるの?」と思うはずなので、集客部門を例に、実プロンプトを渡します。
以下を Claude Code の .claude/agents/content.md というファイルに置くだけです。
あなたはX投稿とSEO記事を量産するライターです。 リサーチ部門の出力を素材として、毎日起動します。
【毎日の作業】
【素材】
・past-posts/ の過去投稿(文体模倣、最低50本)
・today-topics.md(本日の素材)
・COMPANY.md のブランド基準と禁止表現辞書
【禁止事項】
・誇張表現、断定表現(絶対、必ず、100%、保証)
・「いかがでしたか」等のAI臭フレーズ
・効果効能を保証する書き方
・景表法・薬機法・金商法違反表現
・直近5投稿と被るフック構文
【出力】 outputs/posts/YYYY-MM-DD/ に保存、 公開前チェック用に3案並列で出力(推奨1つを明記)
こういう "役割・素材・禁止事項・出力形式" の4点セットで、各部門長を組み立てます。他の4部門も、同じフォーマットで役割と素材と禁止事項を書き替えるだけです。
これで Claude Code は自律で "集客部門長" として動くようになります。毎朝、リサーチ部門の出力を読んで、X投稿の下書きを3本、Slackに投げてくる状態です。
■ 週次経営会議で全部門を見返す30分
5部門を並列で走らせるだけだと、1ヶ月経つと必ずズレが出てきます。ある部門が要らない情報まで集めてくる、別の部門の品質が落ちる、というのが普通に起きます。
このズレを毎週直すのが "週次経営会議" です。
毎週金曜16時、Claude Code が5部門の今週分の成果を全部読み込み、以下の5軸で採点します。
・目標達成度(1-10)
:ceo.md の目標に対する進捗 ・ブランド整合性(1-10)
:ブランドガイドラインとのズレ ・コンプラ違反(0-10、低いほど良い)
:景表法・薬機法違反の混入 ・顧客満足度(1-10)
:購入者感想・リピート率から推定 ・貢献額(円)
:その部門が今週の売上にどう寄与したか
採点結果と改善案が、strategy/weekly-board-meeting/週番号.md に届きます。あなたは CEO として、30分でこれを読み、翌週の重点方針を決めるだけ。
これを4週続けると、1ヶ月前と今の会社は別物になっていきます。
■ 1日30分のCEOの動き方
Claude Code で会社化したあとの、CEO のリアルな1日を書きます。
朝6:30、目覚めてすぐスマホを開くと、Slackに前日の最適化部門の出力が届いています。「昨日のベスト3投稿と伸びた要因、ワースト3投稿と伸びなかった要因、今日の推奨テーマ3つ」を、朝食を食べながら5分で読む。
朝7:00〜7:15、集客部門から出てきた本日のX投稿3本の下書きを確認。修正が必要なものだけSlackで "この表現に変えて" と返す。他は自動で予約投稿に入る。
昼休みの10分、承認待ちの案件(新規LPの企画、単価変更の判断など)を1〜2件、Slackで判断する。
夜21:00、今日の発生報酬の速報を Claude Code から受け取る。前週比の推移だけ確認して、大きな変動があれば要因を Claude Code に分析させる。
週次では、金曜16:00 の経営会議の議事録を読んで、翌週の方針を決める。ここが CEO として一番濃い時間で、30分ほど使います。
平日の合計時間は、1日25〜35分。土日は完全にオフにできる。これが Claude Code で会社化したあとの日常の風景です。
副業アフィという言葉から連想される "毎日夜2時間のブログ執筆" みたいな景色は、もう過去のものになりつつあります。
■ やってはいけない3つの落とし穴
Claude Code で会社化しようとする人が、必ずハマる罠を3つ書きます。
▼ 1. 権限を与えすぎる
Claude Code は強力な分、権限設計を間違えると事故ります。「決済発行は必ず人間承認」「顧客データのエクスポート禁止」「ceo.md と COMPANY.md への書き込み禁止」など、settings.json の permissions セクションで細かく制御してください。
最初は "読み取り中心" の権限だけ与えて、運用しながら少しずつ書き込み権限を広げるのが安全です。事故を起こしてから権限を絞るより、最初から絞っておくほうが10倍楽です。
▼ 2. 部門を6つ以上に増やす
「これも部門化したい」と欲を出して、部門を6つ、7つと増やすと、必ず品質が落ちます。CEOが週次会議で全部見返せる量の上限が、実は5部門くらいです。
新しい業務を追加したくなったら、既存部門のどれかの範囲を拡張する、という判断のほうが健全です。
▼ 3. CEOが現場に降りる
会社化した後、部門の生成物に納得できず、自分で書き直す時間がどんどん増える。これが起きたら、原因は Claude Code ではなくて、あなたの ceo.md や COMPANY.md の指示が甘い、ということです。
現場に降りるのではなく、指示書を修正する。この判断ができるかどうかが、CEOで居続けられるかの分かれ道です。
■ 最後に
Claude Code は、"個人が1人でチームを持てる" 最初のAIツールだと感じています。この意味を過小評価している人が、まだ大多数だとも感じています。
副業アフィで月30万レンジで頭打ちになっている人の多くは、"1人の実行者" のまま量を増やそうとして、時間の壁にぶつかっています。会社化すれば、この壁は構造で越えられます。
ただ、CEOになるには、7日間のセットアップを組む必要があります。ceo.md、COMPANY.md、product.md、.mcp.json、5部門ルーチン、週次経営会議。これを1日1つ、7日間で積むだけです。
魔法ではないです。順序を守るかどうか、それだけです。
明日ではなくて、今日。
CEO の第一歩は、ceo.md を1ページ、紙とペンで書き始めるところから始まります。
なお、本記事で紹介した数字(月30万レンジ/週次30分の運用時間など)は、モデル構造として可能なラインの目安であり、扱うジャンル・案件・継続度によって結果は大きく変わります。個人差があることを前提に、参考の1つとしてお読みください。
ちなみに、、この部署ごとの作り方などプロンプトを全てまとめました👇

